一般財団法人 世界防災フォーラムについて

一般財団法人 世界防災フォーラムについて

日本・世界へ防災(BOSAI)の輪、防災の主流化を目指す

日本では毎年、各地で自然災害が発生しており、これらにより多くの人命や財産等が失われています。最近の大規模災害では、平成23年の東日本大震災という未曾有の災害をはじめ、平成28年の熊本地震や平成30年の7月豪雨、平成30年の北海道胆振東部地震、海外でも平成25年のフィリピンのタクロバンにおける台風被害、平成29年のドミニカ共和国やプエルトリコを襲ったハリケーン被害、平成30年のインドネシア・スラウェシ島地震などは記憶に新しいところです。

また、日本だけに限らず世界において、気候変動の影響がすでに顕在化し、今後更に深刻化する恐れもあり、適応策が重要となってきています。

東日本大震災の経験と教訓を踏まえた上で、わが国や海外の自然災害対策・災害対応策や国民・社会の自然災害への処し方そのものを刷新し、巨大災害への新たな備えへのパラダイムを作り上げ、防災・減災・復興の取り組みの中に、科学の知見を反映させることが大切です。

一般財団法人 世界防災フォーラムは、東日本大震災や世界の大災害の経験をもとに、実践的防災学を旨として、研究成果が政策として様々な現場で用いられ、社会で実装されてこそ価値があると考えています。

そして、産官学民での防災のソリューションの追求や共有を目的とし、防災(BOSAI)という概念の薄い国や地域に対し、防災・減災・復興の考え方を世界各国の政策や社会・文化に浸透させること(防災の主流化)を行ってまいります。

代表理事の挨拶

大切な人と二度と会えなくなってしまうことは、人生で最もつらい苦しみのひとつです。2011年3月11日の東日本大震災では、一瞬のうちに2万人近くの人が犠牲になり、その犠牲者と繋がっていた何万・何十万以上の人たちが耐えがたい別離の苦しみを味わうことになりました。

私が防災に携わるきっかけとなったのが、米国での学生時代に研究テーマであるバングラデッシュの竜巻災害の軽減がきっかけです。1996年5月13日にバングラデッシュ中部で700名以上の犠牲者を出した竜巻が発生し、1ヶ月後に単身調査に行きました。米国でも竜巻(トルネード)が発生することはよく知られていますが、竜巻警報システムや避難シェルターが充実していて、竜巻による死者の数は減り続けています。

一方で当時のバングラデッシュでは、警報システムも防災対策もゼロという状態でした。ただ、若い私に衝撃を与えたのはそれらの知識や情報ではありませんでした。バングラデッシュの被災地での経験です。高校の校庭に築かれた無数の土饅頭。出稼ぎの季節労働者の遺体は身元不明のまま埋められていました。「遺族は彼らが死んだことさえ知るすべはないでしょう」と聞かされました。こんなことは起こってはいけないと強く思いました。停電して手術もできない地方の拠点病院には、全身切り傷だらけの患者が痛みでうめきながらハエや蚊が飛び交う中、床にまで溢れていました。

数年後、途上国の防災のために国連に就職しました。防災畑の職場でジュネーブ・ボン・バンコクにおいて通算10年あまり勤務させていただきました。そういった中、2011年3月、バンコク勤務時にあの震災のニュースを耳にすることになりました。4ヶ月後には日本に戻り陸前高田でボランティアとしてお世話になりました。その体験から、東北の被災地で何か自分にできることはないかと強く思い、今の職場、東北大学に新設された災害科学国際研究所に2012年11月から赴任することになりました。

こうして生まれたのが「世界防災フォーラム」開催の構想です。災害科学国際研究所の今村所長、そして東北大学の当時の里見総長に強いサポートをいただいて、2017年このアイデアを実現することができました。

東日本大震災から今年で10年という節目の年を迎えます。これからは復旧復興といったステージから未来に焦点が移っていくでしょう。私は、この東北の未来を世界に伝え、B O S A Iの考えを世界に広めることによって、「災害で苦しむ人を無くす」ことに力を尽くしていきたいと思います。

小野裕一

小野裕一

小野裕一
地理学博士。専門は気候学、国際防災政策。世界気象機関(WMO・ジュネーブ)、国連国際防災戦略(UNISDR・ジュネーブ・ボン)、国連アジア太平洋経済社会理事会(ESCAP・バンコク)で国際防災政策立案に従事。2012年に東北大学災害科学国際研究所の教授に就任。災害統計グローバルセンター長を兼務。第1回世界防災フォーラムの事務局長を務め、2018年に一般財団法人「世界防災フォーラム」を設立し代表理事に就任。

概要

概要

名称
一般財団法人 世界防災フォーラム
住所
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468番地の1
設立
平成30年(2018年)12月19日
代表理事
小野 裕一
目的及び
事業内容
防災の考え方を、世界各国の政策や社会・文化に浸透させること(防災の主流化)を目的とし、その目的に資するため、次の事業を行います。
(1)世界防災フォーラムの開催
(2)世界の災害リスクの把握・分析及び報告書の作成
(3)世界の防災教育・啓発活動の支援
(4)その他前各号に関連する事業

沿革

2018.12.19
一般財団法人 世界防災フォーラム 設立

組織

組織図

連絡先・アクセスマップ

連絡先

宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉 468-1
東北大学災害科学国際研究所 5階
TEL 022-263-1688

アクセスマップ

交通のご案内

電車

仙台駅から
仙台市営地下鉄東西線 八木山動物公園行き 「青葉山駅」下車
南出口から出て正面のキャンパスモールを右へ徒歩約3分

タクシー

仙台駅から
所要時間 約20分

※道路交通状況による

コンプライアンス

個人情報の保護

個人情報保護方針

平成30年12月19日

当財団が行う事業において取り扱う個人情報については、その重要性に鑑み、個人情報保護方針を以下のとおり定め、個人情報の適切な保護に努めます。

1.個人情報の取得・利用・提供
個人情報保護のため、個人情報の取得、利用、提供を定めた内規を遵守し、適切に取り扱います。
2.個人情報の適正管理
個人情報への不正アクセス、紛失、破壊、改ざん及び漏えいなどの予防並びに是正に努めます。
3.法令遵守
個人情報保護に関する法令及びその他の規範を遵守します。
4.継続的改善
個人情報保護のための体制を適切に維持するとともに、継続的に改善に努めます。

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会員費
①大口会員 年間 500万円相当
②小口会員 年間 1口50,000円以上とする
入会方法
下記事務局までご連絡ください。
お申込み先
一般財団法人 世界防災フォーラム 事務局
TEL:022-263-1688
E-mail:kanri@worldbosaiforum.com

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