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[S30] 巨大災害発災時の最後の通信網としての準天頂衛星通信システムが提供するメッセージサービス

01.20.2025

2025年3月8日(土) 14:45-15:30
仙台国際センター 会議棟3階 - 会議室「白橿」
言語:英語
 
主催事業創造大学院大学、国立大学法人 和歌山大学 客員教授、内閣府宇宙戦略推進事務局 準天頂衛星システム推進室 災害対応サービス検討委員、国交省 航空局 統合システム技術検討委員

キーワード

  • 巨大災害
  • 通信インフラ
  • 測位衛星

概要

巨大災害発生時に重要なインフラが破壊されることはよく知られている。東日本大震災の際は避難指示に重要となる防災行政無線システムの中継局が機能不全に陥り,数百台の同システム子局が避難指示の受信不能になった.日本の衛星測位システムである準天頂衛星システムのメッセージサービスを利用は,発災急性期の最後の通信網として期待できる。
衛星測位システムで災害時にテキストメッセージを放送するための衛星搭載用メッセージフォーマットが,日本と欧州で共同開発され今年3月に全世界にリ
ースされた。
本セッションでは,防災行政無線システムのフォールバックとして準天頂衛星システムのメッセージサービスを利用した実証実験も記録画像を使って紹介する。

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