国立研究開発法人情報通信研究機構
防災に関連したNICTの研究開発成果をご紹介します
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音声マルチスポット再生技術
音波は通常、全方向に広がりますが、本技術では多数のスピーカを用いて不要な音波を打ち消して聞こえなくすることで、特定のエリアにだけ音を届けることができます。1つのエリアだけではなく、複数のエリアへ違う音声を出し分けることも可能です。本技術を応用し、展示会ブースやエンターテインメント施設、自動運転車、危険エリアなど様々な分野において、「新しい音空間」を創ることが可能です。災害発生時の多言語による避難誘導や、感染症予防として非接触で特定の人にだけ音声を届けるなど、将来、防災分野での幅広い応用が期待されます。
出展団体 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
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事業紹介 | 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、東北大学と緊密に連携し、2012年4月1日、東北大学片平キャンパスに世界最高水準の研究センター「レジリエントICT研究センター」を設立しました。産学官の共同研究を推進することで、被災地におけるレジリエントなICT技術の実現と地域経済活動の再生を目指しています。 |
WEBサイト | https://www.nict.go.jp/resil/ |
部署名 | ネットワーク研究所 レジリエントICT研究センター 企画連携推進室 |
担当者 | 田中 健二 |
電話番号 | 022-713-7511 |
住所 | 〒980-0812 宮城県仙台市青葉区片平2-1-3 |