[S05] 大規模災害からの復興と大規模災害への備え
2025年3月7日(金) 16:00-17:30
仙台国際センター 会議棟2階 - 会議室「橘」
言語:英語
 主催 | 東北大学災害科学国際研究所 |
---|
キーワード
- 災害レジリエンス
- 復旧
- 備え
概要
環太平洋火山帯に位置するこの地域では、人間と社会の強靭性を高めることが極めて重要です。このセッションでは、災害科学、健康、地域社会の強靭性、政策立案の専門家をフィリピン、オーストラリア、日本から招き、西太平洋地域で予想される大規模災害に対する備えと、大災害からの復興の経験を共有することを目的としています。2013年にはフィリピンが台風ハイエン(アジア名:ヨランダ)の被害を受け、首都圏ではビッグ・ワンが予想されています。オーストラリアは、山火事、洪水、サイクロン、熱波などの災害の歴史があり、気候変動の影響に絶えずさらされています。2011年の東日本大震災の後、日本は2024年の能登半島地震をはじめいくつかの地震を経験しました。東京首都直下地震や南海トラフ地震、そして急激な気候変動による災害が起こる可能性が高いです。災害を完全に防ぐことはできません。しかし、災害リスクを軽減し、より強靭な社会を構築することで、被害を最小限に抑え、より迅速な復旧を実現することができます。このセッションでは、仙台防災枠組と社会全体のアプローチに従い、災害リスク軽減と保健分野のさらなる連携も推進します。