[S13] 気候変動の影響を受けるコミュニティレジリエンスを高める方法の検討 ー令和5年秋田大雨被害を例にー
2025年3月9日(日) 14:30-15:30
仙台国際センター 会議棟3階 - 会議室「白橿」
言語:日本語
 主催 | 東京農工大学 保健管理センター |
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キーワード
- コミュニティレジリエンス
- 気象災害
- メンタルヘルス
概要
気候変動は現代の大きな課題の 1 つであり、直接的および間接的に人間の身体的および精神的な病理を引き起こす可能性がある。しかし、気候変動に関連するメンタルヘルスに関する研究は少ない。ここでは令和5年秋田大雨被害をとりあげ、被害後の様々なタイミングでどのようなメンタルヘルスへの影響が現れるかを示す。その影響は、地理的条件、情報、医療機関へのアクセスなど、被災者の属するコミュニティのレジレンスによって異なる。本セッションでは、まず気象学の教授が令和5年秋田大雨について解説し、メンタルヘルスの専門家とメディアの代表者が、秋田大雨被災者におけるメンタルヘルスの経時的変化について説明する。そして被災したコミュニティレジレンス強化のための1例として、メンタルヘルス改善のためのアプリme-fullness®を紹介する。