[S36] 防災イノベーション加速のためのワークショップ - 科学技術、政策、民間セクターの連携を活かして
主催 | 国連防災機関(UNDRR) |
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キーワード
- 防災・減災
- レジリエンス
- 仙台防災枠組
概要
仙台防災枠組(2015-2030)は、防災における科学技術コミュニティと民間セクターの重要な役割を強調しています。防災政策に関する一義的責任は国や地方自治体にありますが、同時に民間セクターや学術研究界もまた、災害リスクを軽減し、より強靭なコミュニティを構築するための知識の開発、技術革新、資金調達などを推進する上で重要な役割を担っています。
2023年に実施された仙台防災枠組の実施進捗に関する中間レビューは、枠組の進捗状況をレビューし、2030年に向けて枠組の実施を強化する重要な機会となりました。国連加盟国は、災害へのレジリエンスを強化する上で、科学・技術・イノベーションが重要かつ横断的な役割を果たすことを再確認するとともに、仙台防災枠組の実施を支援し、加速するために、科学・技術・イノベーションの一層の活用を促しました。研究成果や新たなイノベーションを、災害リスクにさらされている人々のために実行可能な政策・解決策に結びつけることが、極めて重要です。
国連防災機関(UNDRR)は「防災イノベーション加速に向けた科学技術、政策、民間セクター連携の構築」イニシアティブを立ち上げました。このイニシアティブの長期的なビジョンは、科学技術、政策、民間セクターの連携を推進することで、防災・減災・災害リスク軽減における課題解決や取り組みが促進されるインターフェースを提供することです。このイニシアティブの一環とて、UNDRRは、世界防災フォーラム(2025年3月7-9日、仙台市)の中でワークショップを開催します。このワークショップでは、3つのステークホルダーが協働して解決策を探ることができるよう、3つのステークホルダー間の結びつきや連携を生み出している優良事例、それを可能とするための要素、メカニズムなどについて議論・共有します。