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[S45] インドネシアにおける気候起因の移住に伴う損失と損害の評価に向けて

2025年3月9日(日) 13:00-14:00
仙台国際センター 会議棟3階 - 会議室「白橿」
言語:英語
 
主催東北大学災害科学国際研究所

キーワード

  • 気候変動移民
  • 損失と損害
  • インドネシア

概要

2009年の国際移住機関の予測によると、環境変化が起因となって2050年までに2億人が移転を強いられるとされ、実際にはその予測を2.6%上回るペースで移住が進んでいる。このような状況の下、移住者の安全で秩序ある移動及びその人権を保障する国内外の法制度・社会システムの整備が喫緊の課題となっている。本セッションでは、インドネシア・ジャカルタ市北部において、気候変動をはじめとする環境変化に起因した災害等(洪水・地盤沈下・海面上昇など)の影響による地域住民の避難・移住について、「尊厳ある移住」を前提とした損失と損害の評価に係る方向性を提示するとともに、「変革的適応(transformative adaptation)」の実現に向けた提言を行う。