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ポスターセッション

[P27] VRコンテンツを用いた津波避難行動に影響を与える情報の特性の調査

2025年3月7日(金), 3月8日(土)
仙台国際センター 会議棟2階 展示・レセプションホール「桜」
言語:日本語
 
所属 宮城県仙台二華高等学校
筆頭著者・発表者 今井 菜々子
髙谷 碧
三浦 悠人
共著者 髙谷 碧
三浦 悠人
成田 峻之輔
佐藤 翔輔

キーワード

  • 津波災害
  • 避難行動
  • 仮想空間

概要

津波災害時には適切な避難行動の促進による人的被害の軽減が求められるが,避難行動に影響を及ぼす情報は様々なものが考えられる。本研究では,避難者が視覚的に得る情報の性質と避難行動の関係を明らかにすることを目的とし,津波想定地域(鎌倉市沿岸部)を再現した。VR空間で避難実験を実施した。本実験では,避難に役立つ可能性のある情報(道路,現在地,高台の所在地,想定最大浸水深など)を把握できる複数種類のアイテムを独自に製作し,それらによる避難行動の違いを分析した他,各アイテムの持つ効果とそれら主観的評価について比較した。VR空間の特性を活かした本実験により,情報の性質による避難行動への影響を明らかにした。