プレスリリース、お知らせ

防災徒然草は、14世紀の日本の随筆家、吉田兼好が自らの体験をもとに考えたことや逸話を綴った「徒然草」を真似て、小野裕一や財団のスタッフが、日々の防災への思いを投稿するものです。

ぼうさいこくたい2023に出展しました

2023年9月20日

世界防災フォーラムは9月17日から18日にかけて、「ぼうさいこくたい2023」で展示発表をおこないました。
 
ぼうさいこくたい2023公式ホームページ

日時 2023年9月17日(土)・18日(日)
会場 横浜国立大学
入場・参加費 無料
 
「ぼうさいこくたい」は様々な団体・機関が防災の取り組みや知見を一般市民に発信することができる、日本最大級の防災イベントです。2023年は発生から100年の節目を迎える関東大震災をテーマに、横浜で開催されました。
 
世界防災フォーラムの出展では、関東大震災当時にアメリカがおこなった支援についてとりあげました。この支援を指揮したクーリッジ大統領の行動は、いまでも参考になる点が多く、後世まで語り継がれるべき防災活動として今年のWorld BOSAI Forumで世界防災賞に選ばれています。特に関東大震災のように首都圏を直撃する首都直下地震や、世界の平和を考えるうえで、災害時の国際支援についてより多くの人に興味をもってもらうことは重要だと考え、これを出展内容に選びました。
関東大震災当時にアメリカがおこなった支援は、後年の日米間の戦争のせいか、さほど知名度がありません。しかし当時の日本人にとってはとてもインパクトのある支援でした。世界防災フォーラムの展示ブースでは、この支援が極めて迅速で、突出して大規模であったこと、その支援に合理性や配慮があったことを資料にまとめ、支援の背景などを解説しました。また、その支援の裏に東北の無線局の活躍があったことや、日米の災害支援の歴史が東北地方の災害からはじまったことについても触れました。
 
このアメリカの支援について、当時の日本人学生がアメリカにお礼の手紙を書いています。
世界防災フォーラムは、手紙をうけとったクーリッジ大統領の曾孫さんらのご協力のもと、東北大学の川内准教授らと手紙の内容の調査分析を進めています。展示ブースではこの手紙のうち一通の全文を公開し、調査の概要を説明すると共に、来場者に手紙を書いた学生について情報提供を呼びかけました。
 
当日は現地での解説だけでなく、X(旧Twitter)でのライブ配信を行い、多くの方のご関心をあつめることができました。
 
ご来場の皆様、及び配信をご視聴頂いた皆様に感謝申し上げます。
 
なお、展示内容・及び関連する調査については、後述する東北大学のシンポジウムで発表をおこなったほか、世界防災フォーラムのウェブサイト(worldbosaiforum.com)上でも公開を予定しています。