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防災徒然草

防災徒然草は、14世紀の日本の随筆家、吉田兼好が自らの体験をもとに考えたことや逸話を綴った「徒然草」を真似て、小野裕一や財団のスタッフが、日々の防災への思いを投稿するものです。

border icon福島県安積高等学校を訪問しました

2023年11月14日

東北大学と世界防災フォーラムの研究チームは10月17日、関東大震災の資料調査のため福島県郡山市を訪れ、福島県立安積高等学校、安積歴史博物館を訪問しました。
 
校内に所在する安積歴史博物館では、当時の校長が書き残した業務日誌を拝見しました。震災直後の9月3日には集会で震災のことに触れ、学校として生徒から20銭を集め、義援金を拠出していた事実がわかりました。また、9月下旬には東京からの転入生を受け入れており、遠く離れた福島県でも震災避難者に迅速な支援を実施していたことが資料から読み取れました。  
 
同日、安積高校放送部・新聞部より研究チームの取り組みについて取材いただきました。インタビューでは、国難とも言える規模の震災に対する国際協力の重要性や、礼状の持つ意味、大災害から身を守る術などについてお話しさせて頂きました。
 
今回の調査と取材は、2023年9月に横浜国大で実施された「ぼうさいこくたい」で安積高校OBの方が財団のブースにお立ち寄りいただいたことがきっかけで実現しました。研究チームも課外活動に真摯に励む高校生を見て力をもらうことができました。世界防災フォーラムはこれからもこういった人のつながりを大切に活動して参ります。本当にありがとうございました。

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