2021年11月18日
11月14日、国連の気候変動対策会議「COP26」が閉幕し、世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える努力が明記され、それに向けて今後10年間の行動を加速させる必要を明確にした文書が採択されました。事実上の新たな世界の共通目標が決定したわけです。一方、具体的な削減事項については、石炭火力発電が段階的な「廃止」から「削減」へと表現が弱められるなど、各国間の意見のくいちがいも浮き彫りとなり、気温上昇を1.5度に抑える対策をどこまで協調して実現できるのか、難しい面も残されています。
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