次の世代に残す

100年前の手紙とは、関東大震災の際に全国の学生によって綴られた、アメリカによる大規模な支援に対するお礼の手紙です。日本人移民排斥運動の機運が高まるアメリカから現在価値にして900億円近い支援が行われたのはなぜか。手紙を書いた750人の学生は何を考えていたのか。世界防災フォーラムは、東北大学の川内准教授らと調査分析を進めています。

このプロジェクトを通じて、過去現在の学生たちが「防災と平和」に寄せた想いが多くの方に伝わることを願っています。  

東北の「より良い復興 (Build Back Better)」の取り組みを世界中にアピールするため、東日本大震災から10年経過した被災沿岸部を2カ月かけて踏破し、復興に取り組む人々の生の声を聞きました。

本調査は、世界防災フォーラム2017において実施されました。世界の防災専門家や市民の方々の防災意識の傾向を仙台防災枠組を基盤とした設問によって明らかにし、今後の世界の防災政策等に生かしていただくことを目的としています。